阿蘇の草原の維持管理や草原環境の保全に向けて、地元の牧野組合を中心に、NPOや行政等の団体・個人など約260の多様な主体で構成された「阿蘇草原再生協議会」。この協議会は、人と自然の共生によって育まれてきた貴重な草原を、次世代の子どもたちに引き継ぐことを目的として設立されました。
ここでは、協議会の取り組みについて、ご紹介します。
阿蘇草原再生協議会では、 地域の子どもたちを主な対象とした草原学習のサポートを行っています。
また、長年地域で行ってきた草原学習の成果を蓄積しており、学習教材の提供や、教育旅行の受け入れサポートなども可能です。
阿蘇草原再⽣協議会は、草原に関する関係機関‧団体‧研究者等が保有するGISデータ等を収集し、管理しています。調査・研究の推進などを⽬的として、本プラットフォームでは、草原に関する各種データ等を公開、提供していきます。
これまでに発行したチラシやパンフレットをPDFやzipファイル等でダウンロードできます。
この調査マニュアルは、だれでも簡単に草原の健康状態(⽣物多様性)を評価できるツールを作りたいという思いから作成しました。
指標種として選定したなじみ深い18種類の植物を確認することで、観察対象とする草原を100点満点で評価することができます。
草原の⽣物多様性の状態や、野焼きなどの管理の効果を認識‧評価するツールとして、ぜひご活⽤ください。