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植物管理の実証実験

この変化をご覧下さい(6月9日)
(A)5年近く放置した土地の様子
(2004/05/15撮影)

1年前
(B)今年の春の野焼きの様子
(2005/03/19撮影)

野焼き
(C)現在の様子
(2005/06/06撮影)

現在

採草と野焼きの効果?

 環境省では、平成16年度から、阿蘇草原再生の取り組みの一環として、阿蘇市波野において植物管理のための実証試験を行っています。

 波野付近の採草が為される草原には、多くの草原性の希少な植物が生育しています。写真の土地は、以前は採草地として利用されていましたが、草の利用価値の低下から採草が為されず、5年前から管理を行っていませんでした。ハギやイバラなどの灌木類の侵入により、藪になりつつあり、草原環境が悪化し、阿蘇特有の希少な植物が減少していたため、平成16年7月と9月に、ボランティアによる採草を行いました。また平成17年春には、5年ぶりの野焼きを行い、堆積した植物遺体を焼き払いました。

 その結果、こんなに青々とした草原がよみがえりました!山全体が美しく見えます。景色もさることながら、そこに生育する植物も勢いづいています。昨年、試験前にこの土地を訪れたときには、やっとの思いで生育していたケルリソウ (レッドデータブックにおいて、ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種として絶滅危惧TA類に分類。写真1) が、今年は走出枝をめいっぱい伸ばし生育していました(写真2)。

 このような採草や野焼きによる草原再生の効果を、専門家の調査により検証しています。また、調査結果などもお知らせしていきたいと思います。     (環境省:永原)


写真1.ケルリソウ(2004年)

写真2.ケルリソウ群生(2005年)

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