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【報告】阿蘇の草原維持支援活動 実証試験実施

「こんな企画は是非続けていってほしい」
 阿蘇郡の小堀牧野で環境省主催の草原維持管理支援活動の予備実験が行われました!!


 平成16年3月17日(水)はお天気にも恵まれ、平日にも関わらず17名のボランティアの皆さんにお集まりいただきました。

 これは現在行われている野焼き・輪地きりの支援に限らず、阿蘇の草原維持に大きな役割を果たしている農畜産業そのものを様々な人々の協力を得て支援していこうという試験的な試みでした。

 野焼き後の草原で朝10時から午後3時ごろまで、小堀牧野の田島組合長をはじめとする13名の組合員の皆様と、(株)末松電子製作所の2名のご協力をいただき、鉄条網の修繕と電気牧柵の設置を行いました。

 作業は3つのチーム(ボランティアチーム2つ、牧野組合員チーム1つ)に分かれて行い、ボランティアチームは電気牧柵設置と鉄条網の修繕を行いました。牧野組合員のチームは、急斜面などのボランティアには作業が難しい場所で鉄条網の設置を行いました。

 一日の作業で電気牧柵1400m、鉄条網の修理1670mを達成できました。


この2つの作業は、草原の維持に参加可能と思われる都市の方々と、牧野組合長を対象に行われたアンケートの結果から、双方の希望が高かったものを、この日の作業内容として決定しました。

 
   

作業後の意見交換会&アンケート結果より

組合長

   作業後に行われた意見交換会で、今回の試験を受け入れてくださった牧野組合長は

「予想以上に作業が進んで感心している。ボランティアの皆さんは研究熱心で、大変な作業も楽しんでやってくれる」

「牛が好きだが人手が足りないことから牛を飼うのを諦める人もいる。ボランティアの皆さんの協力を是非お願いしたい」とおっしゃっていました。


ボランティア

   

「牧野・自然そして人との交流が深まる。こんな企画は是非続けてほしい」
「この作業をするまでは牧野は観る対象でしかなかったけど、自然・牛・人とのつながりをしっかり捕らえることができました。」
「今後も草原を守るため広く一般の人にも声をかけてください」
「ボランティアにはわかりやすい単純な作業の方が良かった」
「単純作業で役に立つならいつでも声をかけてほしい」
「学校では学べないことが学べた」

  作業後に実施したアンケートから、電気牧柵は何もないところに設置していくが、鉄条網はもともとあるものを修繕するため作業がやりやすいなど、ボランティアの作業としては鉄条網の修繕のほうが適当かと思われる意見もありました。
 また、牧野組合で人手が足りない作業として、干草の積み込み作業が大変だという意見もありました。




 初めての試みで一部道具不足等の問題もありましたが、皆様の工夫のおかげで怪我もなく無事に作業を終了することができました。
 組合の皆様、ボランティアの皆様、本当にお疲れ様でした。
 組合長のお言葉を借りれば「生産者と消費者が一体となって」阿蘇の草原を守り交流することで、お互いが新しい可能性を発見できる場となっていくよう、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。



 
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