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【報告】 輪地切り省力化技術に関する報告会が開催されました。

開催日時:
平成16年2月19日(木)
開催場所:
阿蘇勤労者いこいの村 会議室
プログラム:
1.開会
2.あいさつ
3.草原景観維持事業について
  ◇平成14、15年に行われた草原景観維持事業の実施報告
  ◇草原景観維持事業を実施した牧野組合からの報告
  ◆意見交換
4.阿蘇草原再生について
  ◇阿蘇草原再生への取り組みの概要
  ◇平成15年度牧野組合調査中間報告
  ◆意見交換
5.とりまとめ
6.閉会
概要:
 平成14、15年に阿蘇郡内の15牧野組合において試行した輪地切り省力化技術(モーモー輪地切り及び牧野内の小規模点在樹林地除去)を、郡内の牧野組合に広く知ってもらい、技術として確立・普及を図っていくために、これまでの取り組みに関する報告会を開催しました。当日は、実施牧野組合をはじめ牧野組合員29名(16牧野)に加え、検討部会委員、ゲスト、行政・関係機関など合計54名が参加、ゲストには山口県三瓶山でモーモー輪地切りを先駆的に進めている近畿中国四国農業研究センターの高橋佳孝氏をお招きし、輪地切り省力化技術と阿蘇草原再生の2つのテーマについて意見交換を行いました。

<意見交換会での主な意見>
●輪地切り省力化技術(モーモー輪地切り)について
 モーモー輪地で草量が減り、輪地切り作業が軽減し野焼きも安全に行えた。
 3年継続して実施した結果、シバ型草地への変化がみられ効果が著しい。
 給水の問題などからうまく実施できなかったが、今年も継続していきたい。
 今後も継続していき(実施牧野組合全ての意向)、できれば、さらに拡大していきたい。
 入牧牛の確保の問題の他、水の確保、電気牧柵の設置や管理に係る作業負担軽減などが実施していく上での課題であり、雨水利用や牧柵の恒久化なども検討していきたい。
(検討部会委員から)普及のためには、農家の不安を解消し、モーモー輪地内に牛を放牧することが生産の上でもメリットがあることを示すようなデータがほしい。
(ゲストから)放牧に馴れた牛の確保できれば90%うまくいったといえる。山口ではレンタル牛による放牧が盛んである。継続していくことにより作業面、技術面で進んでいくため、他地域の取り組みも参考にしながら続けていってほしい。

●阿蘇草原再生について
 草原を守るにためには畜産より他にない。今後、阿蘇の畜産を活性化させていくためには農家の自覚ある取り組みが必要である。
 地元以外の人々も草原維持に貢献するしくみを考えていくべきである。
 支援ボランティア導入で一番の心配は怪我や事故であるが、経験を積むことにより、野焼き・輪地切り以外の作業も含め、牧野の維持に大きく貢献してもらえる可能性がある。
 阿蘇の草資源は野菜農家から堆肥に良いと評判であり非常に価値がある。草の利用により地域内の様々な循環が生まれ、さらには都市との交流にもつながる可能性がある。草原は畜産農家だけでなく地域全体の財産といえる。

報告会での意見交換
 
掲載日:
H16.03.26
発信者:
阿蘇くじゅう国立公園管理事務所

 
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