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【報告】 第1回「草原管理手法に関する検討部会]及び「草原維持活動支援システムに関する検討部会」が合同で開催されました。

開催日時:
平成15年12月12日(金)
 現地視察  10:00〜12:30  第1回合同委員会 13:20〜16:40
開催場所:
視察地:山田東部牧野、木落牧野、ハイランド牧場跡、日の尾牧野
               詳しいルートはこちらから
委員会:阿蘇勤労者いこいの村 会議室
議事:
(1) 阿蘇における草原再生について
(2) 阿蘇地域自然再生推進計画調査の進め方について
(3) 委員による話題提供
1 衛星データによる阿蘇の草原植生の把握について
2 平成13〜14年度グリーンワーカー事業実施地等における植生調査について
概要:
 草原の維持管理に関する検討ということで相互に関連する2つの検討部会の委員が一堂に会し、第1回合同検討委員会が開催されました。
 午前中は、雪がちらつくなか草原景観維持事業実施地など4箇所の牧野をまわり、事業や牧野の管理状況を視察、牧野内の小規模樹林地除去実施地の山田東部牧野、モーモー輪地切り実施地の木落牧野では、各牧野組合長から事業の効果や今後の展開などについての説明もあり、調査・検討に向けて有意義な視察となりました。
 午後の会議では、阿蘇の草原再生に向けた期待、調査に関する課題や要望など幅広く意見交換が行われ、猪股委員、小路委員、瀬井委員からはこれまでの調査結果の報告がありました。

【委員の主要な発言】
阿蘇の草原を森林に戻すべきではないと思う。しかし、会議を進めていく上では、草原を森林に戻したらどうかという意見があることを踏まえて、話をしていく必要がある。
今後、草原を維持管理していくなかで草の需要創出が大事になると思われる。これは畜産業の活性化ともつながる。
草も事業になる可能性がある。そういう新しいもの探しが必要。
ここ10年位で放置された原野が非常に増えている。牧野組合が管理している草原の調査も必要だが、組合以外で管理されている草原についても議論して欲しい。
今後5年間は草原を維持できてもその後は維持管理していけるのかわからないと言っている牧野組合がある。そういう事例への対策も考えて欲しい。
地元の人間に対して、牛を飼わないか、自然を守らないかと言うが、実際その日の生活を何とかしなければならないような状況であり、農業そのものがよくならなければ問題は解決しない。
もともとは草地が維持されることにより農家、牛を飼う方々の懐が潤ったが、それが今なくなり草地が衰退してきたと思う。何とか懐が潤せるような技術、手法を開発していかなければならない。
今までの行政を中心として行われてきた経済的支援だけでは人の問題は解決できない。都市の住民を巻き込むためにもNPOなどの組織が必要であり、支援組織の形成は重要。
草原には観光価値もあり、観光産業は畜産業を凌ぐようになっている。それなのに牧野組合だけに維持管理を任せておくのはどうか。
観光など全体を見る分野でも草原の維持管理についても検討すること、縦割りでなく考えてくことが重要。
阿蘇全体の環境の問題と、経済的側面とのつながりについて広い視野が必要
現地視察(牧野組合員の説明を受ける様子)
 
 
掲載日:
H15.01.15
発信者:
阿蘇自然環境事務所
詳しくはこちら:
検討部会 議事録・配布資料・出席者一覧




 
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