草原再生シール生産者の会
 
(コラム)草原と草刈りのあま〜い関係
 阿蘇の農業に、草が欠かせない?!
原でのんびりと過ごしている牛の写真
 阿蘇の草原では、春から秋にかけて、草原でのんびりと過ごしている牛を見かけます。

  この牛、今は、ほとんどが肉用牛の仔牛を産むために飼われている母牛ですが、昭和40年頃までは役牛として飼われ、田畑において耕作に欠かせない労働力を提供してきました。
  しかし用途は違っても、当時から草原は、牛たちの生活の場となるとともに、牛舎生活の間の飼料や敷料となる草を提供してきました。
  そして、牛舎でできた牛糞や堆肥、草そのものを肥料として、稲作や畑作に利用してきました。
  火山灰質土壌で、かつ高冷地である阿蘇において、これらの肥料は農業を成立させる上で重要な役割を果たしてきたのです。

野草の利用図  今は、牛を飼う農家が減り、化学肥料や草を使わない有機肥料が普及したため、草を刈ることも少なくなりました。けれど「草原の草が混じった肥料を使って育てた野菜は健康に育つので、うまみがあり、害虫にも強い」と、農家の人は口を揃えて言います。
  阿蘇の人々が昔から続けてきた野草を使う育て方が野菜の健康によいのは間違いないことでしょう。野菜の健康によい育て方でなければ、農薬や化学肥料がなかった大昔から続けてこられなかったでしょうから。
 
 
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