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なぜ今、阿蘇の草原再生なのか
阿蘇の草原再生、これまでの取組み
千年の草原を子供たちに引き継ぐために
そして、阿蘇の草原再生へ

草原面積の減少・草原の質の変化
  明治以降の畜産を取り巻く急激な状況変化に伴い、阿蘇の草原は減少し、質も変化してきています。草原が減少・変化する原因として、植林、草原維持管理作業の放棄による草原の藪化、改良草地化などが挙げられます。
 下の図は明治・大正期、昭和20年代、現代(昭和末〜平成初期)の地形図をもとに、地図記号の「草地」と「荒地」を判読したもので、阿蘇の野草地の草原の分布を示しています。これによると、阿蘇の野草地の草原が激減していることが確認できます。
○明治・大正期
 阿蘇山は火口部と根子岳山頂以外は一面の荒れ地。外輪山の外側にも荒れ地が広がっている。
○昭和20年代
 阿蘇山周辺の荒れ地が南阿蘇村(旧白水村、旧長陽村)の南斜面や火口部、根子岳、杵島岳、高嶽山頂部を中心に樹林化。外輪山でも北側・西側は変化しないが、南側では荒れ地が大きく減少。
○現代
 阿蘇山の荒れ地。外輪山の外側にも荒れ地はさらに減少し、火口の中心部から1km〜4kmの間域に島状に樹林地を含みながら荒地が残っている。
資料:自然景観地における農耕地・草地の景観保全管理手法に関する調査研究報告書:財団法人国立公園協会:平成7年
 草原の減少・質の変化に伴い、次のような問題が生じてきています。
・世界でも数少ない広大なネザサ・ススキ群落の縮小
・野焼きや採草で維持されてきた、希少動植物に代表される様々なタイプの草原生態系における
 多様性の低下
・放置され薮化することにより広大な国立公園としての草原景観の損傷
・草原によって形成されてきた阿蘇のイメージが変化
・放置されることにより、火災や土壌崩壊の危険性が増大

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