阿蘇草原再生協議会
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阿蘇草原再生  






阿蘇草原再生協議会は・・
阿蘇草原再生協議会の設立

  阿蘇の草原は、多くの人々に恵みをもたらしているかけがえのない資産です。長い間「放牧」、「採草」、「野焼き」など地域の人々の生業により維持管理されてきましたが、今、危機的な状況にあります。

野草地の維持管理や草原環境の保全には、多様な主体による長期的な取り組みと、多くの主体が共通の認識を持った上で連携していく必要性があります。このため、自然再生推進法に基づく手続きを踏まえ、自然再生協議会を設置しようとの機運が高まり、牧野組合や活動グループ、行政、研究者など103の個人および団体の参加により、平成17年12月2日に「阿蘇草原再生協議会」として発足しました。平成24年9月現在、224団体・法人及び個人が参加しています。


参加メンバーはこんな人たち割合円グラフ
全国初、草原を対象とした協議会
 平成15年1月に自然再生推進法が施行されてから、全国各地で自然再生に向けた取り組みが活発になっています。阿蘇草原再生協議会は、同法第8条に基づく協議会として全国で17番目、草原を対象とした協議会としては全国初の設置となります。
協議会概要図

阿蘇草原再生とは・・

 「阿蘇草原地域における自然再生」のことであり、既に一部が損なわれている人々のいとなみにはぐくまれた草原環境について、地域の多様な主体の参加により取り戻そうとするものです。


自然再生とは・・
  「過去に損なわれた自然環境を取り戻すことを目的として、関係行政機関、関係地方公共団体、地域住民、NPO、専門家等の地域の多様な主体が参加して、自然環境を保全し、再生し、創出し、またはその状態を維持管理すること」です。(自然再生推進法第2条)


 
阿蘇草原再生協議会の役割・・・


 阿蘇草原再生に向けて取り組む多くの主体が共通の認識を持ち、連携していくために、平成19年3月に「阿蘇草原再生全体構想」を策定しました。この全体構想を踏まえ、協議会構成員それぞれが、阿蘇草原再生に向けた「活動計画案」を作成し、協議会の場で協議しながら事業・活動を進めることにより、阿蘇の草原再生の実現に向け、さらに活動を展開していこうとしています。

阿蘇草原再生と全体構想 →阿蘇草原再生全体構想・概要版ダウンロード

活動を進める一人ひとりが主役
 阿蘇の草原を保全・再生していくためには、さまざまな立場の人々による長期的な取組みが必要です。活動を進める一人ひとりが主役であるという考え方のもと、地域に関わる幅広い関係者が集まって協議を進めます。
協議会は協議・連絡の場
 協議会は、何かを調べたり研究したりする場ではなく、実際に活動する人たちが情報を持ち寄って連絡調整する場です。

協議会の組織

阿蘇草原再生協議会は、224もの団体・法人、個人が参加する大きな会議です。協議会のもとに設置された幹事会や、テーマ別の協議を行う小委員会が、それぞれの機能を果たし、相互に連絡・調整を図りながら、効果的・効率的な運営を行っていきます。

協議会の組織



テーマごとの議論を行う小委員会

草原再生については、様々な視点から幅広い議論が必要なため、具体的な検討は、テーマ別の少人数の委員会により行います。

第一回協議会で設置された小委員会
牧野の管理と利用の継続に向けて
牧野管理小委員会
発議者/事務局:阿蘇グリーンストック

牧野組合などによる草原維持を今後も続けていくため、省力化事業やボランティアによる支援などを 含めた仕組みづくりについて議論します。
阿蘇の草原環境について理解を深めるために
草原環境学習小委員会
発議者/事務局:九州地方環境事務所

次世代を担う子供たちや地域内外の人々が、阿蘇の草原について深く理解し、草原環境の保全・再生に協力していくようにするための検討を進めます。
多くの生き物が生育・生息する草原環境の保全に向けて
生物多様性小委員会
発議者/事務局:九州地方環境事務所

さまざまな生き物の生活の場として重要であっても、維持管理がなされず、生育・生息環境が損なわれている草原を中心に、保全・再生や管理方法について議論します。
野草地における採草の継続・促進に向けて
野草資源小委員会
発議者/事務局:NPO法人九州バイオマスフォーラム

草原の野草を資源として活用するしくみづくりを進め、採草に合わないということで利用・管理が放棄されてきた採草地の復活につなげていきます。

第八回協議会で設置された小委員会

草原再生と結び付いた草原観光利用の促進に向けて
草原観光利用小委員会
発議者/事務局:財団法人阿蘇地域振興デザインセンター

草原環境を持続的に活用できるような観光の仕組みづくりを検討するとともに、阿蘇草原再生の活動に取り組む人々と観光事業者との連携強化を図っていきます。
 

 
「活動計画」「活動結果報告」の仕組み

阿蘇草原再生に向けた「活動計画」とは
協議会構成員それぞれが、阿蘇草原再生に向けた取り組みの内容を明らかにした「活動計画案」を作成し、協議会の場で協議しながら事業・活動を進めることにより、阿蘇の草原再生を実現していこうとしています。 「活動計画」の案は、協議会及び小委員会の協議を経て確定し、活動の実施者は協議会の承認のもとで活動を実施します。

活動結果の報告
活動の実施者は、活動実施後に「活動結果報告」を協議会に提出します。各小委員会では、分担するテーマ別に関する報告を対象として、今後の活動の展開に向けて評価・助言を行います。

活動結果に対する表彰
活動が一定の成果をあげたとき、活動の実施者を讃え、協議会が表彰します。 また、各小委員会では、テーマ別に分担した活動について奨励賞を選定します。 これにより、阿蘇草原再生に向けた活動を地域内外に広くアピールするとともに、他の活動のモデルとしていきます。

阿蘇草原再生レポート →草原再生レポートのダウンロード

「自然再生推進法」と「活動計画」の特徴

「自然再生推進法」に基づく「自然再生事業実施計画」
阿蘇草原再生協議会は、「自然再生推進法」に基づいて設立されました。この法律では、自然再生事業の実施者は「自然再生全体構想」を踏まえ、「自然再生事業実施計画」を作成することになっています。「自然再生事業実施計画」は、国の自然再生専門家会議等での協議を経て承認されます。

<阿蘇草原再生協議会では、2つの「自然再生事業実施計画」が承認されています>
・阿蘇草原地域自然再生推進計画(平成17年 環境省自然環境事務所)
・阿蘇草原湿地保全・再生事業実施計画(平成23年 財団法人阿蘇グリーンストック)

阿蘇草原再生協議会の「活動計画」は阿蘇地域特有の仕組み
阿蘇草原再生の取り組みは、採草・放牧・野焼きなどの維持管理活動を継続していくことが中心であり、実施主体も地元牧野組合やNPO/NGOなど多種多様であることから、阿蘇草原再生協議会では、「活動計画案」の提出・協議、「活動結果の報告」の仕組みをつくりました。

 
阿蘇草原再生募金の仕組み

阿蘇草原再生協議会では、幅広い人々の力で阿蘇の草原を守っていくための仕組みの1つとして、阿蘇草原再生募金を創設しました。

基本的考え方
●阿蘇の草原の恵みを享受する不特定多数の人々に呼びかけ、
「広く」「薄く」「継続的」に協力を得る
●立ち上げから3年間を第1期として、企業や団体からの大口の協力を得る。
※第1期:平成22年11月15日〜平成25年3月(3年間の目標額:1億円)
●引き続き、第2期として3年間取り組む。
※第2期:平成25年4月〜平成28年3月(目標1億円)

募金の使い方
集まった募金は、草原再生に向けて協議会構成員が行う様々な活動を促進し、さらに展開していくために活用します。
なお、具体的な支援は、行政関係機関等による施策・事業でカバーできない事柄に活用することを基本とします。

募金運営体制
募金の運営については、新たに「募金事務局」及び第三者により構成する「募金委員会」を設置し、それぞれが役割を果たしていきます。

募金運営体制

◇阿蘇草原再生募金に関する詳細はこちら
◇募金の受け付けはこちら(阿蘇草原再生募金事務局)

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